砂漠の王と拾われ花嫁
長衣をギュッと胸の所で押さえる。



「何を恥ずかしがっている?」



恥ずかしがっている姿を見て口元に笑みが浮かぶ。



「何を・・って・・・恥ずかしいに決まっています! んっ・・・」



ラシッドが覆いかぶさり唇を重ねる。


身体にかけていた長衣をはぎ、胸の膨らみに触れる。



「っ・・・あ・・」



この国の女性にはありえないほどの白い肌がラシッドの体の下で跳ねた。




男性を知らない莉世の身体は昨晩、酷使しており本来ならば今日は休養させてやりたい。



そう思っていても男の本能が莉世を味わいたくて仕方がない。



ラシッドは莉世をもう一度翻弄させた。





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