砂漠の王と拾われ花嫁
「!!!!」
莉世の腕に今にも噛み付きそうな蛇だった。
蛇を退治する時間はなかった。
「リセ!」
素早い動きでラシッドは莉世の身体をかばい覆いかぶさると鎌首をもたげて攻撃してきた。
「うっ!」
蛇がラシッドの肩口に噛み付いたのだ。
「きゃーっ!」
ラシッドは素手で噛み付いている蛇の顔元を掴み引き剥がした。
そして蛇を持ちながら反対の手で短剣を取り出すと一気に地面に落とし短剣で貫くとラシッドの身体がグラッと倒れそうになった。
「お兄様っ!」
「・・・毒ヘビだ」
その場に倒れるように座ると服を上半身脱ぎ、噛まれた肩を見る。
噛まれた場所はあっという間に紫色に変わっていた。
莉世の腕に今にも噛み付きそうな蛇だった。
蛇を退治する時間はなかった。
「リセ!」
素早い動きでラシッドは莉世の身体をかばい覆いかぶさると鎌首をもたげて攻撃してきた。
「うっ!」
蛇がラシッドの肩口に噛み付いたのだ。
「きゃーっ!」
ラシッドは素手で噛み付いている蛇の顔元を掴み引き剥がした。
そして蛇を持ちながら反対の手で短剣を取り出すと一気に地面に落とし短剣で貫くとラシッドの身体がグラッと倒れそうになった。
「お兄様っ!」
「・・・毒ヘビだ」
その場に倒れるように座ると服を上半身脱ぎ、噛まれた肩を見る。
噛まれた場所はあっという間に紫色に変わっていた。