砂漠の王と拾われ花嫁
パチパチという音が聞こえてきた。
「良かった・・・」
赤々とした火が見えてきた。
次にラシッドの近くに焚き火を移さなければならない。
木に火を移しラシッドの近くに作った焚き火の場所で火を移す。
莉世は火を焚きながらもラシッドが心配で頻繁に傍に行き様子を確かめる。
息はまだ苦しそうで顔を見るたびに心配で胸が痛くなる。
「本当に薬は効いてくれるの?」
先ほどと容態は変わらないように見える。
噛まれた肩口は莉世が毒を吸い出したおかげで紫色は先ほどと変わらないのだが。
火を移し終えた莉世はラシッドの傍に座り込み、手を握ってラシッドを見守った。
「良かった・・・」
赤々とした火が見えてきた。
次にラシッドの近くに焚き火を移さなければならない。
木に火を移しラシッドの近くに作った焚き火の場所で火を移す。
莉世は火を焚きながらもラシッドが心配で頻繁に傍に行き様子を確かめる。
息はまだ苦しそうで顔を見るたびに心配で胸が痛くなる。
「本当に薬は効いてくれるの?」
先ほどと容態は変わらないように見える。
噛まれた肩口は莉世が毒を吸い出したおかげで紫色は先ほどと変わらないのだが。
火を移し終えた莉世はラシッドの傍に座り込み、手を握ってラシッドを見守った。