砂漠の王と拾われ花嫁
「お、にいさま」
瞳がうつろで今にも倒れそうだった。
「リセ、向こうへ行っていろ」
莉世は足取りも重く今までラシッドが眠っていた場所へ向かった。
「だ、だんな!悪ふざけをしただけですって」
ラシッドは言い訳を始めた男に剣を向けた。
「下衆(げす)の分際でよくもリセに触ったな!」
「お、おれは触ってはいない!お頭が触ったんだ!」
ブンブンと頭を振る男にラシッドは問答無用と剣で切りつけた。
「うわーーーーーっ!」
足を切られた男は叫ぶと倒れた。
男たちはまだ生きているがかなりの重症でラシッドと莉世に襲い掛かる事は出来ないだろうと思われた。
瞳がうつろで今にも倒れそうだった。
「リセ、向こうへ行っていろ」
莉世は足取りも重く今までラシッドが眠っていた場所へ向かった。
「だ、だんな!悪ふざけをしただけですって」
ラシッドは言い訳を始めた男に剣を向けた。
「下衆(げす)の分際でよくもリセに触ったな!」
「お、おれは触ってはいない!お頭が触ったんだ!」
ブンブンと頭を振る男にラシッドは問答無用と剣で切りつけた。
「うわーーーーーっ!」
足を切られた男は叫ぶと倒れた。
男たちはまだ生きているがかなりの重症でラシッドと莉世に襲い掛かる事は出来ないだろうと思われた。