砂漠の王と拾われ花嫁
莉世の足元に肩を布で縛った男がすごい形相で立っていた。
「まったく無鉄砲な娘だな」
男はラシッドから離れる時をずっと待っていた。
起き上がろうとする莉世の腹部にドスッと足が置かれる。
「うぅぅ・・・」
強く腹部を押されて痛みに呼吸が出来なくなる。
「リセを開放しろ!」
すぐ傍にラシッドが立っていた。
「無理だな 俺たちは酷い目に合った この娘を殺してお前に苦痛を味合わせてやる!」
男は死ぬ覚悟だった。
娘を殺した後はすぐにこの男に殺される。
どの道、ここに残されても自分たちは助からない。
男は短剣を莉世に向かって振りかざした。
「まったく無鉄砲な娘だな」
男はラシッドから離れる時をずっと待っていた。
起き上がろうとする莉世の腹部にドスッと足が置かれる。
「うぅぅ・・・」
強く腹部を押されて痛みに呼吸が出来なくなる。
「リセを開放しろ!」
すぐ傍にラシッドが立っていた。
「無理だな 俺たちは酷い目に合った この娘を殺してお前に苦痛を味合わせてやる!」
男は死ぬ覚悟だった。
娘を殺した後はすぐにこの男に殺される。
どの道、ここに残されても自分たちは助からない。
男は短剣を莉世に向かって振りかざした。