砂漠の王と拾われ花嫁
「殿下が姫君を大切に思う気持ちはわかります、ですが左手が動かないようではわが国の国母には・・・・」
「リセを侮辱するのか!」
ラシッドはイスから乱暴に立ち上がり言葉を発した大臣に言葉を投げつける。
その場が一瞬静まり返った。
アーメッドはこの恐ろしい雰囲気にはらはらしている。
「お后様は別の女性が良いのではないかとここにいる全員の気持ちでございます」
「私に気に入らない女と結婚させる気か?」
くだらないと言うようにフンと鼻を鳴らす。
「姫君はなにぶん華奢でございます お子様を産めるかどうか・・・・」
違う大臣が追い討ちをかけるように言う。
タヒールはこの展開に心の中でほくそ笑んでいた。
「リセを侮辱するのか!」
ラシッドはイスから乱暴に立ち上がり言葉を発した大臣に言葉を投げつける。
その場が一瞬静まり返った。
アーメッドはこの恐ろしい雰囲気にはらはらしている。
「お后様は別の女性が良いのではないかとここにいる全員の気持ちでございます」
「私に気に入らない女と結婚させる気か?」
くだらないと言うようにフンと鼻を鳴らす。
「姫君はなにぶん華奢でございます お子様を産めるかどうか・・・・」
違う大臣が追い討ちをかけるように言う。
タヒールはこの展開に心の中でほくそ笑んでいた。