砂漠の王と拾われ花嫁
突然の求婚
中庭から離れるととりまきの一人がファティマに問いかけた。
「ファティマ様、なぜあの娘に教えるのですか?」
とりまき達もそのような薬がある事を初めて聞く。
「フフッ あの秘薬はどんな作用をもたらすかわからないものなの」
「「「えっ?」」」
3人が驚きの声をあげた。
「ファティマ様?どんな作用をもたらすかとはいったいなんなんですの・・・?」
「秘薬は治るかもしれないし、死んでしまうかもしれない、死なないまでも一生目が覚めないかも・・・どうなってしまうか誰も分からないの」
治る見込みはほんの一握り。
ファティマはそれを莉世に飲ませてどうにかなってもらいたかった。
ずっと目を覚まさなくても良い。
残酷なファティマは莉世を陥れようとしていた。
「ファティマ様、なぜあの娘に教えるのですか?」
とりまき達もそのような薬がある事を初めて聞く。
「フフッ あの秘薬はどんな作用をもたらすかわからないものなの」
「「「えっ?」」」
3人が驚きの声をあげた。
「ファティマ様?どんな作用をもたらすかとはいったいなんなんですの・・・?」
「秘薬は治るかもしれないし、死んでしまうかもしれない、死なないまでも一生目が覚めないかも・・・どうなってしまうか誰も分からないの」
治る見込みはほんの一握り。
ファティマはそれを莉世に飲ませてどうにかなってもらいたかった。
ずっと目を覚まさなくても良い。
残酷なファティマは莉世を陥れようとしていた。