砂漠の王と拾われ花嫁
「まだ 心の準備が出来ていない・・か・・・」
すぐにでも自分の元へ来てくれると思っていたラシッドは心の中に失望感を覚えた。
「準備・・・そう、そうなんです お兄様の事は愛しているけど・・妃になるのは・・・」
「妃になってもお前は何も変わらない すべて私に任せれば良い」
「・・・・」
莉世は答える事が出来なかった。
王座からおわれてしまうのかと聞いたりでもしたらお兄様は一笑にふしてしまうか、そんな事ではありえないと激怒してしまうのか、莉世には見当がつかない。
「とにかくお前は何も考えなくて良い」
莉世の栗色の髪に口付けしてからピンク色の唇に触れた。
すぐにでも自分の元へ来てくれると思っていたラシッドは心の中に失望感を覚えた。
「準備・・・そう、そうなんです お兄様の事は愛しているけど・・妃になるのは・・・」
「妃になってもお前は何も変わらない すべて私に任せれば良い」
「・・・・」
莉世は答える事が出来なかった。
王座からおわれてしまうのかと聞いたりでもしたらお兄様は一笑にふしてしまうか、そんな事ではありえないと激怒してしまうのか、莉世には見当がつかない。
「とにかくお前は何も考えなくて良い」
莉世の栗色の髪に口付けしてからピンク色の唇に触れた。