砂漠の王と拾われ花嫁
この世界に来てまもなく、日に日に莉世は弱っていった。
マハルから夜はまったく眠らないとラシッドは報告を受けた時から一緒のベッドに寝るようになった。
この世界で唯一信頼しているラシッドが傍にいてくれ莉世はそれからの夜は眠れるようになった。
そして今もラシッドが外交に出ない限り一緒のベッドで寝ている。
寝ていると言っても性的な行為などいっさいない。
時折、ラシッドの唇は莉世の額に触れることはあっても唇には触れられない。
ふたりはまだキスをした事が無い清い間柄なのだ。
莉世の身体を長い腕で包み込むようにして眠る。
マハルから夜はまったく眠らないとラシッドは報告を受けた時から一緒のベッドに寝るようになった。
この世界で唯一信頼しているラシッドが傍にいてくれ莉世はそれからの夜は眠れるようになった。
そして今もラシッドが外交に出ない限り一緒のベッドで寝ている。
寝ていると言っても性的な行為などいっさいない。
時折、ラシッドの唇は莉世の額に触れることはあっても唇には触れられない。
ふたりはまだキスをした事が無い清い間柄なのだ。
莉世の身体を長い腕で包み込むようにして眠る。