砂漠の王と拾われ花嫁
そして・・・
* * * * * *
「姫様、おきれいでございますよ」
莉世は美しい金色の花嫁衣裳に包まれて鏡の前に立った。
肩紐のない身頃。
胸の膨らみが強調されるハート型のライン、ウェストは細く、そこから下は透ける素材の生地がふんわりと何重にも広がっている。
最初にこのドレスを見たときは色に驚いた。
莉世の頭の中での結婚式の衣装は、純白のドレスだった。まさか光り輝く黄金色だとは夢にも思っていなかった。
栗色の髪は結い上げられて額にエメラルドの大きな宝石がぶら下がっている。
いつもよりアイラインを濃く施されて大きな目が更に大きくエキゾチックな雰囲気をかもし出していた。
「姫様、おきれいでございますよ」
莉世は美しい金色の花嫁衣裳に包まれて鏡の前に立った。
肩紐のない身頃。
胸の膨らみが強調されるハート型のライン、ウェストは細く、そこから下は透ける素材の生地がふんわりと何重にも広がっている。
最初にこのドレスを見たときは色に驚いた。
莉世の頭の中での結婚式の衣装は、純白のドレスだった。まさか光り輝く黄金色だとは夢にも思っていなかった。
栗色の髪は結い上げられて額にエメラルドの大きな宝石がぶら下がっている。
いつもよりアイラインを濃く施されて大きな目が更に大きくエキゾチックな雰囲気をかもし出していた。