砂漠の王と拾われ花嫁
宮殿中に鐘の音が響いた。
「姫様・・・いえ、もうお妃様ですね お妃様 お時間でございます」
マハルがうっとりとした表情から気を引き締めた顔になった。
「マハル・・・」
自分がこれからラシッドと結婚するなんて信じられない気分だ。
それに「お妃様」なんて呼ばれると恥ずかしい。
マハルに先導されて莉世は一歩踏み出した。
シャラン・・・・・
歩くたびに金の鎖に本物の金で作られた鈴の音が鳴る。
両手首にも同じように鈴は付けられていないが腕輪がはめられており少し重かった。
「姫様・・・いえ、もうお妃様ですね お妃様 お時間でございます」
マハルがうっとりとした表情から気を引き締めた顔になった。
「マハル・・・」
自分がこれからラシッドと結婚するなんて信じられない気分だ。
それに「お妃様」なんて呼ばれると恥ずかしい。
マハルに先導されて莉世は一歩踏み出した。
シャラン・・・・・
歩くたびに金の鎖に本物の金で作られた鈴の音が鳴る。
両手首にも同じように鈴は付けられていないが腕輪がはめられており少し重かった。