砂漠の王と拾われ花嫁
「手が止まっているぞ?食べなさい」
促されて桃を一切れ口にした。
ごまかされた気がする。
「お兄様、はぐらかさないで下さい」
「もっと馬にうまく乗れるようになったら行こう そうでなければあそこまで行くのが大変だ」
確かに自分はまだ馬をうまく乗りこなせない。
悔しくて莉世は唇を噛んだ。
促されて桃を一切れ口にした。
ごまかされた気がする。
「お兄様、はぐらかさないで下さい」
「もっと馬にうまく乗れるようになったら行こう そうでなければあそこまで行くのが大変だ」
確かに自分はまだ馬をうまく乗りこなせない。
悔しくて莉世は唇を噛んだ。