砂漠の王と拾われ花嫁
小鳥のさえずりに目を覚ました莉世は頭が重いと感じた。
すぐに侍医から処方された薬のせいだとわかった。
起き上がるのも億劫だ。
このままずっと寝ていればお兄様に問いただされなくて済むかも・・・
マハルが顔を覗かせた。
まだベッドに横になっている莉世を見て心配そうな顔になる。
「姫様?お加減がすぐれないのでしょうか?手首は?」
潤んだグリーンの瞳にマハルは気づき聞いた。
「ん・・・薬が効きすぎて眠いわ・・・」
「では今一度、お眠りになってください」
マハルは深くお辞儀をすると部屋を出て行った。
すぐに侍医から処方された薬のせいだとわかった。
起き上がるのも億劫だ。
このままずっと寝ていればお兄様に問いただされなくて済むかも・・・
マハルが顔を覗かせた。
まだベッドに横になっている莉世を見て心配そうな顔になる。
「姫様?お加減がすぐれないのでしょうか?手首は?」
潤んだグリーンの瞳にマハルは気づき聞いた。
「ん・・・薬が効きすぎて眠いわ・・・」
「では今一度、お眠りになってください」
マハルは深くお辞儀をすると部屋を出て行った。