砂漠の王と拾われ花嫁
動揺
莉世が眠っている間に侍医が手首を診て薬を塗り包帯を巻きなおした。
ぐっすり眠っている莉世はまったく気づかない。
薬のおかげで腫れも少しずつ引いている。
侍医が出て行ってから3時間後に莉世は目が覚めた。
「姫様、ご気分はいかがですか?」
マハルにはラシッドと同じ年の息子がいる。
今では莉世の事も娘のような感情を抱いていた。
だから彼女が心配でならない。
莉世もなんだかんだと言いながらマハルを慕っている。
ぼんやりとした瞳をマハルに向けると瞬きを数回繰り返した。
「ん・・・大丈夫」
莉世はゆっくりとした口調で呟くと身体を起こした。
ぐっすり眠っている莉世はまったく気づかない。
薬のおかげで腫れも少しずつ引いている。
侍医が出て行ってから3時間後に莉世は目が覚めた。
「姫様、ご気分はいかがですか?」
マハルにはラシッドと同じ年の息子がいる。
今では莉世の事も娘のような感情を抱いていた。
だから彼女が心配でならない。
莉世もなんだかんだと言いながらマハルを慕っている。
ぼんやりとした瞳をマハルに向けると瞬きを数回繰り返した。
「ん・・・大丈夫」
莉世はゆっくりとした口調で呟くと身体を起こした。