Falling in secret love YOU...




「あの…お二方は…すごく似てますよね……。」


「「え゙」」


「あなたわかるの!?そうよ、あたし達は姉弟なの。わかる人なんて中々いないのにすごいわね。」


「いえ、笑顔が似てるなって思っただけですから。」



微笑んで言うと、マネージャーさんには可愛いっ!!と言われ、修斗は黙ってしまった。


ふと、周りを見渡せば開いた口が塞がらないギャラリー達の姿。



「さっ、さぁ〜。午後練習始めようか。」



陸斗サンの声で皆がグラウンドへ向かう。



「家政部の皆さん、昼食のお礼にグラウンドの中で練習見てていいわよ」



グラウンドの中??
遠く感じた修斗を近くに感じられる??


……嬉しい。
ただ近づけるだけですごく嬉しい。






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