Falling in secret love YOU...




恐る恐る玄関の扉を開くと……。

…バタン。



絶対 見間違い。
見間違いに決まってる。

こんなところに居るはずがない。

そうそう、そうに「開けろ、憂里。じゃないと扉、蹴破るぞ。」


ぎゃー!!


扉を開けるとそこには黒い帽子を深くかぶった修斗の姿。



なーんーでーっ!!!!
普通、そこは莉奈サンでしょーが!!

なんでこんな見つかったら大変な“ゆーめーじん”があたしを迎えにくるのよ!!



「顔で喋るな。口で喋ろよ…。」

「憂チャーン!!久しぶりーッ!!」



莉奈サンの声が聞こえて修斗の後ろを見ると、車の中から莉奈サンが手を振っている。






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