Falling in secret love YOU...




「早く車乗って〜」


修斗に手首を掴まれ車に押し込まれ車が着いた場所はいたって普通のビル。


超高層ビルというわけでもなく、薄汚れた廃墟のようなビルでもない。


ただのどこにでもありそうな5〜6階ぐらいの高さのビル。



あたしがぽけーっと見ているとまたもや修斗に引っ張られエレベーターに乗って、降りた先にはいろんな機械が置かれた部屋。


そこではカメラのシャッター音が響いて、たくさんの人が慌ただしく動く姿が見受けられた。



ここは……??



「とうっ!!…ちゃーく!!
さぁ憂チャン、大変身の時間よ!!



莉奈サンはそういうと“どーんっ”とあたしの背中を押す。


すると前に居た人に気がつかなくてそのままぶつかってしまった。


「わわわっ!?ごっ、ごめんなさいっ!!」






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