Falling in secret love YOU...
そんな心配をしていたら谷川サンがバイクを蒸(ふか)したかと思うと、次の瞬間には既に動き出していた。
ひょぇぇえぇ〜〜〜!!!!
叫びが声にならず、周りの景色を見る余裕さえもないあたしはただぎゅっとバイクから落ちないように谷川サンにしがみつくことしか出来なかった。
憂里は家に着くまでかなり長く感じた(実際はそんなに時間がかかってない)が、事故ることもなく家に着いた。
家に着くと谷川サンはさっさとバイクから降りて目であたしにも降りるように合図された。
だけどあたしにとっては初のバイク体験でかなり怖い思いをしたわけで、バイクから降りると足が震えていた。
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