Falling in secret love YOU...




この合コンも中々良い感じに盛り上がってきた頃、憂里は既に疲れていた。


何せ馴れない空間の中で面識のない男子と話すことは、憂里にとって疲れることでしかなかった。


更に悪いことに、憂里のあの容姿である。

憂里とお近づきに成りたいと思わない男子がいないはずがない。


それは匠が居ても変わらない。


しかも匠は匠で女子に人気があり、女子が匠に近づかないはずもなく……。


必然的に番犬がいないのであれば、近づくのは当たり前なのであった。






< 61 / 156 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop