Falling in secret love YOU...

「早く!!」


修斗の声で意識が戻り、つまりながらも声が出た。


「修、斗」


「よし。って、このために電話したんじゃなくて、今週末にまた会えるか??」



少し照れたような声が電話から聞こえてきてすごくﾄﾞｷﾄﾞｷした。

……自分でもどうしてかわからなかったけど。



お誘いは特に断る理由もなかったし暇でもあったのでOKした。

って言うのは建前で、正直な所はまた修斗に会いたかったから。



自分が男に対してそう感じてすごく驚いた。


ついさっきの合コンで男ﾒﾝﾊﾞｰに耳元で囁かれた時には、嫌悪感しか感じなかったのに電話から聞こえる修斗の声はむしろ心地よかった。






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