Falling in secret love YOU...




でも最近ホントにやばいんだ


高岡が近くにいて、笑いかけてくれるだけで愛しい気持ちが、好きだと思う気持ちが溢れ出しそうになる。



高1の時、初めて同じクラスになって隣の席になって…。


最初は面白い子だと思った。


周りの女子は媚びを売ったり、やたら親しげに話し掛けてきたりしてくるのに君はそんなコトもなくて。


彼女の口から初めて聞いた言葉は、


「初めまして、高岡 憂里だよ。具合でも悪いの??保健室行く??」



女子の視線が痛くて下を向いていた俺を具合悪いと思ったのか心配してくれた彼女。


正直、視線が痛くてこの場から逃げたかった俺は彼女の言葉に便乗した。






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