アイドル様とヒミツな恋を。
「……んっ。あっ…」
そして、だんだんと激しくなるキス。
……別に、キスするのがイヤな訳じゃない。
ただ、この感覚に溺れそうで。
もっと、この感覚を感じたい、
と思ってしまっている自分がイヤで。
私は、キスを避けるんだ。
「……んっ、んあ…」
そんな私にお構い無しに、
竜人は舌を絡めてくる。
……なんか!もうだめ!!
「……んはっ!」
そう思った時、やっと竜人の唇が離れた。
「続きはまた今度な♪」
そうニンマリ笑って、部屋に入っていった。
……もしかして、付き合ったら毎日こんなことされるの!?
ブルッと寒気がした……