アイドル様とヒミツな恋を。
そして、叶多は偶然空いていた、私の隣に座った。
そして、
「久しぶりだね。愛花?」
「……へ??」
いきなり、知らないはずの私の名前を呼んだ。
っていうか、久しぶりってどういうこと……?
そんな私を見てか、叶多は
「俺だよ、俺。小学生の時よく遊んでたじゃん」
と言ってきた。
「えぇ!?あの叶多!?」
小学生の時っていえば、
たしかに叶多って男の子と遊んでたけど!!
「もっと地味じゃなかったっけ?」
私の知っている叶多は、髪はボサボサで、黒縁メガネで……