俺、なんか変なこと言った?

いや、でもね、別にその一日だけってわけじゃないから……。



「いや、三人では一日くらいで、別に他の日に二人でって手もあるし、ね!」



阿部麻里亜がにこっと笑ってそう提案した。



「ま、まぁ、後々メールとかするわ」

「アドレス交換しましょうっ♪」



な、なんかわからないけど嫌だったってわけではなさそう。



阿部麻里亜とアドレス交換をして、それぞれの家へ帰って行った。

もちろん、俺は菅原を家に送り届けてから帰るんだけどな。



「ごめんね?」



はいまた始まりましたよ。

恒例の"ごめんね"

ホント癖だよな。



「今度は何が?」
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