これからもよろしく。

誓いの言葉。



俺が菅原に選ばれた、これも何かの運命だ。

これから二年……かな?

付き合ってやるよ。

それで、お前を守ってやるよ。



約束してやる。



「うん、よろしくね、ウサギさん」



微笑む彼女の手を取って、これから何が起こるかもわからない道を進んでいくかのように、一歩一歩、菅原の家へと足を進めた。
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