悪逆の檻
暴走族とパリピ
🖤♠️◆♣️🖤♠️◆♣️🖤♠️◆♣️🖤♠️◆♣️
「ふぅーーっ」
気持ちを切り替えるため、
恋【れん】は、意識的に長く息を吐いた。
死体の横に長居するのは、やはりいい気分ではない。
なるべく、気にしないようにしている。
これは、そういう柄なのだと。
思い込む。
さすがに、2度目ということもあって、衝撃は以前よりはない。
かといって、慣れはしないが。
幸い、鼻はもう、イカれてしまったようで、
血生臭いとも感じなくなっていた。
椅子を軋ませて、立ち上がる。
他の対戦を分析すべきかと思ったが、
死体と同居するストレスの方が、圧倒的に高かった。
景気づけに、両手を組んで伸びをする。
さて、後4回。
恋は、扉を開けた。
「ふぅーーっ」
気持ちを切り替えるため、
恋【れん】は、意識的に長く息を吐いた。
死体の横に長居するのは、やはりいい気分ではない。
なるべく、気にしないようにしている。
これは、そういう柄なのだと。
思い込む。
さすがに、2度目ということもあって、衝撃は以前よりはない。
かといって、慣れはしないが。
幸い、鼻はもう、イカれてしまったようで、
血生臭いとも感じなくなっていた。
椅子を軋ませて、立ち上がる。
他の対戦を分析すべきかと思ったが、
死体と同居するストレスの方が、圧倒的に高かった。
景気づけに、両手を組んで伸びをする。
さて、後4回。
恋は、扉を開けた。