bitter love
第三章


クリスマスから2日経った。



彰弥から、メールや着信は毎日たくさん入ってくる。


私は返事を返さないまま無視していた。



頭の中は彰弥の事ばかり…


大好きだけど、別れなくちゃいけない。



大好きだから、別れたくない…



彰弥へ対する想いが私を苦しめた。



友達に相談したら、
早く別れた方がいいよって私の予想通りの答えが返ってくる。



そんなの分かってるよ。



自分でもよく分かってる。


今まで、好きなのに別れなくちゃいけないっていう経験をした事がなかった。



こんなに辛いことなんだね…



このまま別れたら引きずる事が目に見えている。



彰弥を越える人じゃないと、もう好きになることなんてない。



辛いよ しょうちゃん…



別れを切り出す事が出来ずに悩む日が続いた。




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