純恋
ベンチに腰をおろす。

「はぁ~」

頭を抱えため息をついた。

〃もう会えない〃

優里の声が頭の中に響く。

意味…わかんねぇ…

突然現れて突然消えて…

わけわかんねぇょ…

俺は初めて会った時からの事からの優里を考えてた。


舌ったらずな甘い声ではしゃぎながら俺の声を呼ぶ優里…


たまに見せる大人びたような悲しそうな横顔…
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