櫻の咲く頃に
頭で考えるより先に体が動いてしまった。





河村は一弥の彼女なんだ…




「……」




沈黙が続く。。。




沈黙を破ったのは河村だった。


「あの…助けてくれてありがとう。」







「あ…うん。えっ…と…ごめん。急に…」




俺は何を言いたいんだ?
訳わかんねぇよな?






「気にしてないよ?」



河村も気をつかって笑う。




そう言ってる河村の顔は赤い。
無理しなくていいのに…







「とにかく忘れて。」








.
< 14 / 39 >

この作品をシェア

pagetop