櫻の咲く頃に
卒業式は明日に迫っていた。





卒業したら……



もう会う事はほとんどない。






気持ちを伝えるべきかどうか……



一人屋上で空を見ながら考えていた。





バタン…



誰だぁ…?




「賢斗君どうしたの?」




悩んでいた俺の前に現れたのは河村だった。






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