櫻の咲く頃に
俺の隣に彼女が座った。






俺の頭ん中は思考停止。




「別に…空見てただけ」





気持ちを伝えるか伝えないか……



チャンスは今しかないんだけど………





「賢斗君に話があるんだ」


「話?」




俺が河村の方を見ると目が合った。





透明な瞳で俺を見ている。





.
< 27 / 39 >

この作品をシェア

pagetop