悪魔と俺の禁断の恋
不運な事故
太陽はサンサンと大地を照りつけ、道行く人々は溢れ出る汗を拭っている


「あちぃ~」


平日の昼時だというのにその中に、制服を着けた高校生『白戸 拓也(しらと たくや)』は歩いていた


「はぁ……寝坊しちまったな。これで遅刻回数が記念すべき30回目だな」


拓也は制服を第2ボタンまで開き、シャツは制服のズボンから出して、ダラダラしている


そして途中で買ったコーラを飲みながらブツブツと小言をつぶやいていた
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