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「てめぇ~らは誰の女に手出してんだよ!」
「やめてぇ!雄也!」
止めに入ったあたしを鬼のように睨んだ。
「てめぇ~はひっこんでろよ!!」
バンッ!!
「いっ……た……」
そのまま座りこみ、顔を上げると、男たちはすでにボコボコにされてひどい姿だった。
「ごめんなさい……」
恐怖でその場にしゃがみこんだ。
同時に、雄也からはもう逃げられないと確信した。
「もう二度と流奈に会わないって言えよ」
笑いながら一人ずつ殴っていく雄也の姿を見るたびに目をつぶった。
「おい!おめぇらピッチとか持っていたら出せよ!」
差し出されたピッチを笑いながら、1台ずつへし折った。
コイツ……、人間じゃない。
脅えていると、雄也があたしの前にも来た。
「おめぇ~も出せ!」
あたしの中でなにかがキレた。
「ふざけんじゃねぇよ!じゃ、てめぇ~も出せよ!」
「なに言ってんだよ!俺がなんかしたかよ?」
あたしは壊れたおもちゃのように笑った。
「なんも知らねぇと思って、しらばっくれんなよ」
「なんなんだよ!おめぇーは女のくせに生意気なんだよ!!」
「関係ねぇよ!もう……、うんざりだよ!別れてくんない?」
雄也は今までに見たことのない鬼のような形相で、あたしの顔を殴った。