。☆゜星空゜☆。
夕方ーーーー。
「おい!いい加減起きろよ、いつまで寝てんだよ」
「えっ?うぅ……ん」
「流奈チャン?」
「あれ?うそ……、ごめんね」
「ははっ。寝過ぎだよ」
「ごめんなさい」
「どこか行く?」
「こんな顔じゃ……ってか、あたし化粧ポーチもないし」
「いいじゃん、そのままで十分だよ」
「無理だよ、顔ひどいじゃん」
「確かにな。それはひどい!」
「もう!ヤダ~」
「うそうそ。大丈夫だよ、行こう?」
「うん……」
「よし、行くぞ」
あたしたちは笑いながら外に出た。
「乗っていいよ!」
「あ、うん……」
あたしは緊張しながら、車の助手席に乗った。
「よし!じゃあ、今日は俺がドライブコース決めるから」
「うん!」
車が走りだした。