。☆゜星空゜☆。
「流奈ちゃん!ごめんね、怒らないで?」
車は道を塞いで止まり、後部座席に座っていたアツシが降りてきた。
「なに?」
「用事があるから付き合ってよ~」
返事する間もなく、アツシはあたしを持ちあげて車の後部座席に投げ込んだ。
「いってぇな~!なにすんだよ!」
「流奈~、久々会ってそんな口の利き方すんなよ」
「いいから降ろせよ!」
「用事あるから付き合ってって言ってんじゃん」
「じゃあ、いい!」
あたしは動いている車から降りるためにドアを開けようとした。
「おい、おい!死にてぇ~の?」
ワゴン車のドアは重くてしくじった。
後ろから服を引っ張られて、そのままアツシに押し倒された。
「無謀なことすんなよ?」
アツシが脅すように顔を寄せて言ったので、あたしは唾をひっかけた。
「顔近づけんじゃねぇよ」
あたしは思いっきり蹴り飛ばした。
「マジで俺、ブチギレたわ」
蹴り飛ばされたアツシが、あたしの上に乗っかって腕を押さえつけた。
「やめろよ!」
「うるせぇよ!」
運転していた和也は車を止めて、前にいた力と一緒に後ろに来た。
ヤバイ……、このままじゃ、ヤラレル……。
そう思ったときには、もう遅かった。
「本当可愛いよね~。理性ぶっ飛ぶよ~」
和也が服の上から、あたしの胸をわしづかみにした。
「ねぇ……謝る……。だからお願い……お願いだから帰して……」
あたしは泣きながら男たちに頼んだ。
「流奈、ごめんな~、悪気はなかったんだ。お前が暴れるからさ、興奮しちゃったよ……」
和也と力はあたしを押さえつけ、アツシはあたしの服すべて剥ぎ取った。
「やめろよ!てめぇ~ら、殺してやるからな!」
暴れれば暴れるほど、押さえる力は強くなり、ますます身動きがとれなくなった。
「早くやっちゃえよ」
ハヤクヤッチャエヨーーーー。
その言葉を聞いたとき、あたしはもう抵抗するのをやめた。