いつも隣に
「…」






ズルズル…





私はぬるくなったココアをすすった






ズルズル…






「ふふ。皐月怒った?」






「…。ズルズル…。







なんで…。敏樹君は私なんかがいいの?
大学で綺麗な人にすごい人気だったじゃん。
私なんか…」








「皐月の写真見たのがもう…一年くらい前になるかな。
結構前からうちの父さんは葉月さんとの結婚を考えてたみたいで。





それからずっと皐月に俺は恋してた。






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