いつも隣に
「俺がヤマはってやるよ」








「?へ、ヤマ?」







「俺のヤマは半端なく当たるぞぉ。
はいっ。教科書貸してっ」






「けっけど範囲あり得ないくらい広いのっ…」





「だぁいじょうぶ。任せろ」









そう言って敏樹君は教科書をパラパラめくって赤で丸をつけ始めた






ほんとに大丈夫なのかなぁ…






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