いつも隣に
私は敏樹君と向き直った





敏樹君の瞳が私を写してる





こんな子供の私を敏樹君はどんな風に見てるんだろう







「好きだ…」










体が動かないよ










私達の唇は重なった









背の高い敏樹君はかなりかがむ形になったけど






私もつま先で立って背伸びをした







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