リンゴアメとキミ

『そんなに俺のこと好き?』

照れ隠しに冗談混じりでそう質問した。

すると瑠雨は

更に真っ赤になって

「すっ…好き////」

と言った…。

/////

バカだ俺…。

瑠雨が素直に言うから

瑠雨が可愛いから

余計に照れくさくなっちまった…。

『そっ…そっか////』

俺はそれだけしか言えなかった。

その後ズボンのポケットに手を突っ込んで

りんご飴を取り出した。

『ほっ…ほらよ!!////』

そう言いながら

なんだか恥ずかしくて

瑠雨から目を逸らしながら渡した。

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