何様!?執事様!!


「やだっ!あたしも行く!」



「いけません 厨房などにお嬢様をお入れするわけには…」



「やだぁ〜」



とうとう泣き出してしまったジュナ。



まったく手がかかりますね・・・



「わかりました しかたありませんね」




ジュナの頬に伝う涙をそっと拭ってベッドから床へ降ろす。



軽くシワになったジュナのワンピースを整える。



.
< 10 / 207 >

この作品をシェア

pagetop