何様!?執事様!!
「ねぇ、トータス…あたしがここに来たのは何でだと思う?」
「と、いいますと?」
「だってさ、仮にも私がその神族だったとするでしょ?だったらあたしはここで何をすればいいの?」
お嬢様は時に難しい質問をなさる・・・
お嬢様が何をすればいいか など私にわかるはずがない。
最優先になさる事と言えば お屋敷の復興。
貴族間の繋がり。
ですが、それは真の成べきことではない。
それが分かるのは、私ではなくお嬢様自身。
「おのずと見えてきますよ…」
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