何様!?執事様!!
「ごめんなさい! ちゃんと話し聞く!! 挨拶も礼儀もしっかりする! だから行くの!」
ぎゅっとしがみついている腕に力を入れる。
今にも泣きそうなジュナを見てトータスはクスッと笑った。
「わかりました。それでは それが出来なかった場合 即刻 お屋敷に戻ります。…これが条件です」
それを聞いたジュナは、パァと明るくなり"うん!"と返事を返した。
「さぁ、お召し替えをいたしましょう」
ジュナの腕を解き 背中を押して部屋に戻る。
.