何様!?執事様!!


すっかり成長したジュナ。


幼かったジュナだが、今は21歳で結婚適齢期にまでなっていた。




「お嬢様 午後からはセシル伯爵がお見えになります」



「またなの?…もう嫌よ」


セシル伯爵。


何度もこの屋敷に足を運び、ジュナを妃にしたいと思っているのだ。



年もジュナと近く25歳。



その他にもジュナと結婚したい者が絶えない。



家柄もそうだが、ジュナの美貌を求め男達はやってくる。



ジュナはもう嫌気がさしていた。



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