何様!?執事様!!
眠り姫
「…冷えてきましたね。お部屋へ戻りましょう」
トータスはジュナを支えて立ち上がる。
お嬢様はいつまで眠っているつもりなのでしょうか。
我が姫は眠り姫ですね。
ジュナをベッドに戻すと壁に掛かったカレンダーに目を向けた。
今日で調度 お嬢様が眠り姫になって四年。
一切の栄養注入や食事をしなくとも、衰えることなく保たれているジュナの身体。
四年前と何もかわらない。
これがジュナの力なのだろう。
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