何様!?執事様!!


その微笑みを見て、つい許してしまう私がいる。



しかし…




「違います!私はもう貴方の執事ではないのです」



きっぱりと申し上げる。



従って…



「ジュナ! いちいち私を呼ぶな!! 今度から自分の事は自分でやれ」



燕尾服の上着を乱暴に脱ぎ、綺麗にセットされた髪を崩す。



ハラハラと髪はなびき、堅苦しさは消た。



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