何様!?執事様!!
「ねぇトータス?一つ教えてほしいの…」
「はい、何でしょう?」
トータスの顔を見ようと顔をあげ、自然となる上目使いは幼い少女がより幼く見える。
「なんかね…トータスこうして貰うと笑いたくなるの…これはなぁに?」
ブンブンと足を振って落ち着きのないジュナ。
「それはきっと楽しい 嬉しいっといった感情かと…」
私自身、そういった感情はあまり持ち歩いていない。
お嬢様の言うそれとは、もしかしたら違うのかもしれない。
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