何様!?執事様!!


ビシッと燕尾服を着こなし、無駄のない動き…。



外見上でしか分からない。



「お嬢様 こちらが厨房にございます」




ぼんやりと考えているうちにどうやら厨房に着いたらしい。



トータスの胸あたりにあった視線を厨房に向ける。




「ここが厨房?…他と変わらないね」




ドアの造りは他の部屋のものと変わりはなく、厨房と分かる札さえもない。





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