何様!?執事様!!


そしてトータスもまた分かっていた。



この後のジュナの反応を…。




今にも駆け出して行きそうなジュナの手首を掴む。




「今日は逃がしませんよ お嬢様」




毎回ここで走って逃げられていたのだ。



お嬢様は逃げ足だけは速い・・・。



「に、逃げないよ!だから離せぇ〜!」



掴まれている腕をブンブンと振りほどこうとしているジュナ。



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