何様!?執事様!!



暫くボーと鏡に映るあたしを見ていた。




「お嬢様とは貴女の事です。執事とはお嬢様にお仕えする者…そして貴女の名はジュナ」



ゆっくり落ち着いたトーンで話すトータス。



「あたしの名前は…ジュナ」


確かめるように自分の名前を呟く。



あたしはジュナ。


あたしの名前・・・。



.
< 6 / 207 >

この作品をシェア

pagetop