私の秘密と恋愛


*勝輝*


美弥が記憶喪失になってから俺は一度も会っていない。


怖いんだ。きっと…


俺はこないだ謙斗に言われて気付いたんだ。


『お前このままでいいのかよ!美弥のこと好きなんだろ。
このまま忘れられたままでいいのかよ!
俺だったら思い出してくれるまで毎日でも病院通うぞ!
好きだったら諦めるなんてしない。
後悔しなようにする。』


正直俺は謙斗がこんなに俺を分かっていたことにびっくりした。


それに俺は美弥が好きだってそれで気付いた。


それを言われて今美弥の病室の前。


ドアをあけれなくて困っているとこだ。


はぁ。


今日は退院の日だから手伝いしようと思って早く来たのにこんな感じ。


ガラガラガラ


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